コラム:シェアはお金と時間の使い方に着目しましょう

●11:シェアはお金と時間の使い方に着目しましょう


こんにちは、さっぽろ中小企業経営サポートセンターです。

1月最終日ですが、あっという間に過ぎた感がありますが、いかがお過ごしでしょうか。

 

札幌は恒例の雪まつりの準備で雪像が制作されています。同時に、1年の中で最も寒い季節でもあり、連日の寒さに閉口してしまっております。

 

本題ですが、前回は「競合他社と戦う「市場シェア」の獲得ではなく、とにかくユーザーに目を向ける 」ということをお伝えしました。
「10:競合他社と戦うことはやめましょう 」はこちらをクリック


 今回は、シェアの概念についてお伝えしたいと思います。


前提として、ユーザーが生活の中で重視している定量的項目について考えてみることが必要となります。
 

その定量的項目とは、「ユーザーが使っている”お金”や”時間”」があげられます。

つまり、

お金(財布)・・・ポケットシェア
時間・・・・・・・タイムシェア

となります。


例として、

  • 携帯電話が機能面でユーザーの興味を満たし、楽しむ時間の増加、使用料金が上昇するにつれて、他の商品・サービスの支出が減少した
    ⇒ポケットシェア:使用料金の支払額の増加)、
    ⇒タイムシェアの変化:他のことにかける時間の減少)

 

  • アルコールの消費量が減ったのは、若者世代の以前のような仲間で集まって飲み明かしていたのが、コミュニケーションが減少したためである
    ⇒ポケットシェア;アルコール消費量の減少
    ⇒タイムシェア:個人の時間の増加、個人で楽しめるコンテンツ(携帯、ゲームなど)の増加

 

  • 定年でリタイアした、シルバー世代が旅行などレジャーに時間をかけるようになり、仕事中心のライフスタイルから大きく変化した
    ⇒タイムシェア:時間の使い方が仕事からレジャーへシフト

が挙げられます。


当センターの支援企業でも、

  • 心地よい住環境の実現のために、木を活用した住宅を建築するのにお金をかけたいと考えるユーザーに、化学物質を使わず、かつ長期間ゆがみなく利用できる素材の開発、販売を行っている建築資材企業
    ⇒タイムシェア:心地よい時間の増加
    ⇒ポケットシェア:心地よい時間を過ごすベネフィットとして、安価ではない素材である木にお金をかける

 

  • 自然や野鳥を美しく撮影できる時間を長く過ごせて、充実した温泉も体験できるホテル事業者が、高額でも宿泊料金をいただくことができている
    ⇒タイムシェア:楽しく旅行する時間(自然や温泉)
    ⇒ポケットシェア:楽しい旅行のためには高い宿泊料金でも支払う

といった事例があります。

 

つまり、

 

シェアは他社から奪い取るものではなく、ユーザーにとってあなたの企業の商品やサービスに対し、時間やお金を使ってもらうところ、つまり「顧客シェア」に着目する必要があります。


そして、それが長期間継続することが求められます。

 

長期間の良好な継続の結果を「顧客生涯価値(Life Time Value=LTV)が向上する」といいます。

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■本日のまとめ

あなたの事業が重視するシェアは「ポケットシェア」、「タイムシェア」であり、顧客生涯価値(LTV)向上のカギとなる
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ぜひ、ユーザーのお財布と時間に着目し、長い関係を続けることで、ユーザーにとってのあなたの会社のシェアを向上させるという概念を目標として見てはいかがでしょうか。


それでは、良い週末をお過ごしください。

 

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